グルメブログ界の重鎮であるnarumiさんのメシテロブログを読んだところ、21時も過ぎたというのに無性に肉が食べたくなった。
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私は普段から車をよく利用する。都内に出たい時・川崎方面に出たい時は、国道246を通ることが多い。そのお店は、246を利用するときに何度か見ており、以前から気になっていた。
不思議な外観!
お店の外観。
私の好きな食べ物は、生肉・生魚・生牡蠣・茹でたキャベツである。中でも生肉が一番好きなので、この看板を見つけたあの日から胸のざわめきが続いていた。
何故か、キンチョールの看板も設置されていて、最初は何のお店なのかよく分からなかった。カオスな香りがしないでもない。
店内はテーブル席が4つとカウンター席があり、多くても20人くらいしか入れないかなという印象。気さくなハスキーボイスの女性店員さんが、一人で接客をしていたが、どうやら常連さんが多いようで、帰るときは「ありがとうございました。」ではなく、「またねー!ありがとう!」とフレンドリーだった。客層も2人組のサラリーマンから学生、カップル、一人で食べに来るサラリーマンなどバラエティに富んでいた。
居心地は非常に良い。
豊富すぎるメニュー
メガ盛り丼から始まり、肉は馬(見たことない部位が多数)・ワニ・カンガルー・鹿・ダチョウとこれ本当に刺し身で食べるのか・・・?というものまで、とにかくすごい。
気になるメニューが多すぎる。
今回は生肉の中から一度も食べたことない、馬の大動脈とワニテール刺しを注文することに。それ以外は、気になるものを。
いざ実食
こちらは、大人のポテトサラダ。
胡椒が効いていて非常に美味しい。お酒が進む。じゃがいももゴロゴロしてて、美味い!
胡椒がたっぷり掛かってるから大人のポテトサラダなのかな?
餃子は皮がおせんべいのようにパリパリ。そして頬張った瞬間にじゅわーっと溢れる肉汁。白いご飯が欲しくなった。
中身は定番だけど、そこがまたいい。
モツだけ煮は、本当にモツだけ。
こてっちゃんが、やわらか〜い!これはスーパーで売ってる加工品にはできない柔らかさ。そして、スープ!この味噌味のスープがとにかく美味い。モツの旨みがつまってる感じがする。味は甘めの味噌を利用しているのか、甘っ辛い感じ。ご飯やうどんを入れても美味しいと思う。このスープで鍋とかしたら、炭水化物が捗るだろうなぁ。あったまる〜!
そして、登場!大動脈とワニテール!
向かって左の肌色っぽいのが大動脈。右の白っぽいのがワニテール。
意外とてんこ盛りでびっくり!お値段そこそこするんだけど、小さめの個店だから、あんまり在庫が持てない=値段高めでたっぷり!ということなのかな、と思った。生肉好きとしては嬉しい限り。
ワニ肉は、白く見た目はヒラメやカレイのエンガワっぽい。甘めの醤油で頂く。
見た目がエンガワっぽいと冒頭で書いたけど、実は味もエンガワっぽい。
淡白なんだけど、脂がしっかりのってて醤油にワニテールをつけた瞬間、脂が浮きまくっていた。
でも豚肉や牛肉の脂身みたいな、しつこい脂っぽさじゃなくて、魚っぽい脂っぽさ。本当にエンガワっぽい。部位によってはコリコリしていて、お酒との相性バツグン!
ワインお代わりしたかったけど、平日なので我慢しました。
始めは、そのままでも充分イケるんだけど、脂っぽさに飽きてきたらワサビの出番。スッキリとした味わいになるので、またまた箸が進む。
そして、大動脈!食べやすく細切りになっている。馬の大動脈でかい!こちらも、ワニテールと同じく甘めの醤油で食べます。
ワニよりはあっさり、でもジュワーと旨みが広がる。食感はコリコリと心地よい歯ごたえがあり、ずっと口の中に含んでいたいと思ったほど。大動脈美味しい!美味しすぎる!!!
生で大動脈食べるって言うと、血生臭かったりするのかなーと思ってたんだけど、そんなこと全くない。私はワニより大動脈の方が好き。クセもないのでレバ刺しが食べられないという人も、大動脈なら食べられると思う。
こちらもワニと同様たっぷりあるので添えてある、おろしニンニクとおろし生姜で味に変化をつけて食べた。個人的にはニンニクの方が相性良いと思います。
こちらのお店のマスターは醤油に、かなりこだわっているようで九州の甘めの醤油の中から関東の人に合うものを厳選して出しているとのこと。
マスター!この醤油最高に生肉に合いますよ!!!!!
因みにお店の場所は田園都市線の市ケ尾駅から歩いて4分くらいです。店内はレトロで、不思議な張り紙がたくさんありました。そして、何故かそこまで広くない店内にはテレビが3台。謎も多いお店だけど気さくな店員さんと美味しすぎる、こだわりの料理、生肉達が集うアットホームさは何度でも通いたくなります!
青葉台に引っ越してよかったー!!
因みに今回、初めてお店にきたと店員さんに言ったら「初めてなのに、いきなりワニテールと馬の大動脈食べる方は珍しいです!」と言われた。初めての方には、馬のタテガミと馬刺し、馬のレバ刺しをオススメしてるそうです!
次回は、そちらのスタンダードなやつを頂こうと思います。
住所
店名
肉刺し酒場?
肉刺し劇場?
看板には前者が、ネットでは後者の名前でした。
猫とも楽しむ
帰宅後、お留守番をきちんとしてくれた猫達に、おやつのカニカマを与え家族みんなで美味しいものを食べた余韻に浸りましたとさ。
満足にゃ。